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2016年07月28日

葬儀の費用を安く抑えるためのコツ

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葬儀を執り行うことは、そう頻繁にあることではありませんが身近な人が亡くなった際には自らが執り行わなくてはならない場合もあります。その際に誰もが頭を悩ませることが、費用の問題ではないでしょうか。一昔前ならば一般葬が当然のことであり、多くの参列者がいましたがその場合にはかなり高額な出費となってしまっていました。しかし今の時代ではそう高額な資金がないというケースはかなり多いです。費用を少しでも抑えるには、まずは葬儀の規模を小さくすることがポイントとなってきます。どんなに安い業者を選んでも規模が大きいとそれなりの費用は必要となってしまうのはもちろんのこと、安い業者の場合には式の内容が納得できない場合もあります。

それならば規模を小さくして少しクオリティを上げた内容にしたほうが、満足感は高いのではないでしょうか。規模を小さくするということは、参列者の数も減らすということになります。その場合には、家族葬にするとかなり安く抑えることが可能となります。家族葬に定義があるわけではないので、家族葬だからと言って家族以外が参列してはいけないというわけではないので、ごく親しい身近な人のみで執り行うことが可能というのが大きなメリットと言えるのではないでしょうか。家族葬にする費用もないという場合には、直葬にすると最もお金はかかりません。直葬は通夜や告別式など宗教的な儀式を行わないので、費用を大幅に削減することが可能となります。

もちろんメリットは金銭面だけではありません。参列者がいないということは、受付や挨拶をはじめとした様々な手間が不要ということにつながります。故人との最後の時間をゆっくりと過ごすことができるのはもちろんのこと、参列者に対して気を使うことがないので遺族の精神的な負担もかなり減ります。一般的な葬儀の場合には、通夜や告別式をすればそれで終わりというわけではなく、その後香典返しをしたり手伝ってくれた人へ挨拶回りにもいかなければなりません。手間がかかるのはもちろんのこと、プラスで様々な費用も必要になってくるのは仕方がないことと言えるのではないでしょうか。直葬ならばその後必要となる手間と費用も不要というのも大きな利点であり、直葬の魅力といえます。

もちろんその際には、親族に了承を得ておかないと後々トラブルに発展してしまう可能性もあるので、事前確認は欠かさないようにすることは頭に置いておきましょう。

(参考)
葬儀に必見 ! お葬式の知識と総額費用【みんなが選んだ終活】
https://www.eranda.jp/