三村の知って得する葬儀AtoZ

2021年04月01日

家族葬の魅力や利点に関すること

• Tweet
• 

日本では冠婚葬祭を盛大にする文化がありました。特に地方山間部では他の娯楽が少ないために、冠婚葬祭で親せきや知人が集まることが一大イベントであり楽しみでもありました。しかし現代では人間関係が希薄になり、親戚づきあいすら少なくなっています。

そこで葬儀も簡素で小規模な家族葬のニーズが高くなっています。小規模であるといっても参列者が家族や親戚の限られた人であるだけで、読経や焼香などすべて一般葬と同じように執り行われます。家族葬の魅力は、第三者の参列者に気を遣わずに済むという点です。

会葬のあいさつや香典返しの選定など煩わしいことに忙殺される必要がありません。家族と親せきだけで、故人をしのびお別れすることができます。家族葬をきっかけにかかわりが少なかった叔父や叔母、いとこたちと久しぶりに再会し、改めて仲良くなって親戚づきあいが始まることもあります。

家族葬は費用面でもメリットが大きいです。相場は50万円前後と言われており、一般葬ほど高額ではありません。埋葬方法に関しても最近は樹木葬を選択する人が増えています。こちらも墓を建立するよりも安くすみ、墓守の必要がありません。遺族の手を煩わせることもなく、費用も安いので人気です。