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2020年02月14日

葬儀で遺族に挨拶するときに気をつけたいこと

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葬儀に参列するときは、大人としてマナーを守るのはもちろんですが、様々なことに配慮することが重要です。服装や身だしなみはもちろんのこと、遺族への対応など、マナーを守って正しく行いましょう。ただ、実際に遺族の方を前にすると、どのように声をかければいいのかわからなくなることがあります。

遺族の方は大切な人を失って気落ちしていますし、精神的なゆとりをなくしていることが多いため、細心の配慮をして声をかける必要があります。まず、基本は挨拶するときにお悔みの言葉を述べることです。無理に飾った言葉を探すよりも、ご愁傷様ですというシンプルな言葉をかけたほうが遺族の方の負担になりにくいと言われています。

大切な人を失った遺族の方に対して思いやりの心を持ちながら、小さめの声で挨拶するようにしましょう。もちろん、挨拶をするときは忌み言葉や重ね言葉を使ってはいけません。また、宗教によってタブーの言葉が異なりますので、この点も頭に入れておく必要があります。

たとえば、キリスト教の場合は、成仏や往生、ご冥福という言葉を使いません。葬儀に参列するときは、あらかじめ宗教を確認しておけば、自分なりにマナーを勉強してから参列できるので失敗を避けることができます。