三村の知って得する葬儀AtoZ

2019年01月23日

知っておきたい供花の必要性とマナー

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供花は亡くなった人のご冥福を祈る気持ちを込め生花を供えることを通じて霊を慰めるといった主旨を持っています。特別なルールはなく、気持ち次第でどんな人でも 送ることが可能です。送られてきた花については祭壇の周囲や斎場の入り口を装飾し、儀式を壮大なムードで行うのには欠くことができないといえます。

悲しんでいる遺族も、祭壇をいくつもの花で飾り付けて送り出せるほうが、慰めになります。故人と親交があったケースでは、気持ちを込めてかご花や花輪を手配した方が良いでしょう。原則として飾り方を考えて白菊をベースとした生花を用いますが、近年では洋花も活用されることが多くあり、葬儀時に取り付けられた祭壇や斎場の入り口等に装飾されることになります。

2つセットの状態で 送るものとなっていた時代もありましたが、現在は1つで 送る手段も多くなっています。送り方に関してはエリアや宗教によっても礼儀作法があります。ですから、訃報を受けた際は併せてお供えについてもチェックできるとよいでしょう。花を 送り届けることを通じて偲ぶ気持ちを表現することができる供花ですが、バランスがとれない豪勢すぎる供花は設置場所が困難で、手間をかけることに繋がります。遺族に対しての気遣いも重要といえます。