三村の知って得する葬儀AtoZ

2020年04月08日

お葬式に参列するときに知っておきたいマナーとは

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お葬式に頻繁に参列するケースは少ないので、実際に参列することになったらマナーがよく分からない可能性があります。お葬式に参列するときに重要になるマナーとしては服装や香典についてなどですが、葬儀中に重要になるのがお焼香のマナーです。

お焼香は仏様や故人に対して敬意や感謝の心を捧げる意味がありますから、しっかりとやり方を理解しておかないと、親族の方に不快な思いをさせてしまう可能性があるので注意が必要になります。お焼香のマナーとして基本知識を持っておけば恥をかかずに済むので、正しい手順を覚えておくのが大切です。

先ずお焼香をするには席を立つ必要がありますが、余りにも早く席を立っていると他の人の迷惑になりますから、基本的には自分の順番の前の人がお焼香を終えて、その人が着席した段階で席を立つ流れになります。その後は他の人と同じように焼香台の前まで移動しますが、その際に遺族の方々に一礼をするのが礼儀です。

遺族の方々に対しての敬意を示す意味もありますから、必ず一礼をする必要があります。そして遺族に一礼が済んだら、今度は故人の遺影に一礼をします。遺族と故人に一礼をした後にお焼香をおこないますが、宗派によって若干回数などに違いがあるので、良く分からない場合は他の人のやり方を確認しておくのが大切です。

その後は合掌してから遺影に向かって再び一礼をしてから、遺族の方々に最期の一礼をして席に戻る流れになります。しっかり敬意を示せば、多少動きがぎこちなくても許されるので、気持ちが重要です。